ディカプリオ主演の恋愛ドラマ映画『華麗なるギャツビー』

時代は狂騒の20年代アメリカ。1929年の世界恐慌で唐突にその時代の終わりを告げるまで花開いたアメリカ合衆国の文化と芸能の黄金期とも言える時代にその小説は書かれました。原題はF・スコット・フィッツジェラルド著『グレート・ギャツビー』で、これまでの5度目の映画化ではブロードウェイシアター上映されたものもあり非常に高い評価を受けています。アメリカ文学の最高峰とも言える名作を、今度はレオナルド・ディカプリオ様主演で豪華絢爛にリメイクしてしまいます。ジャズ・エイジとも呼ばれるこの世代は丁度ファッション文化の転換期でもあり、女性はこれまでの伝統に縛られたコルセットを外し、ミディアムロングに切った斬新なヘアースタイルが流行していました。そんなアメリカの貴族文化を舞台に繰り広げられるラブストーリーを、ミュージカルの金字塔バズ・ラーマン監督が手掛けるというからカラーに合わない訳が無い!レオ様演じる謎の紳士、ジェイ・ギャツビーは連日連夜贅沢なパーティーを開く公爵クラスの大富豪。そんな中、まるで宮殿のような彼の隣に引っ越してきたのは作家志望のニック。ある日ギャツビーから彼の出生や令嬢デイジーとの恋を打ち明けられたニックでしたが、上手く行きすぎている彼のこれまでの人生に不信感を抱いてしまいます。元はヨーロッパの名家で生まれ、大戦により勲章を受け英雄となったギャツビー。しかし彼の出来過ぎな話はどこか疑う余地があり・・。ロマンスと人間関係が複雑に交差するヒューマンストーリーを3D映画化した本作は、社会変動に揺れる時代背景と上流階級の不条理を見事に描いた傑作です。

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