遺伝子の仕組みと変異について

人体を構成している細胞の中には細胞核と呼ばれる生体物質があります。そして、その核の中にXとYの対22組の常染色体と1組の性染色体があり、性別や性質を決める鍵のような役割をしています。そして、この染色体はそれぞれ30億個のDNAを持っているので、一個の核の中に60億個のDNAが存在しているという事になります。さらにそのDNAは3万個程の遺伝子で構成されているのです。一つの細胞でこの数なので、私たち人間1人を形成している遺伝子というのはそれこそ天文学的な数値になってしまいます。しかしそれを解析するのがヒトゲノムというプロジェクトであり、塩基配列の遺伝子レベルでの研究により様々な遺伝性疾患の治療にも役立てられている実績を挙げています。ヒトのDNAは通常A(アデニン)、T(チミン)、C(シトシン)、G(グアニン)の4つの塩基が螺旋状に織り並んで形成されているものなのですが、やはりそれだけの数があると時にはATCGとは違う配列を持つDNAも存在します。これにより何かしらの症状が発現したり通常とは違う因子が作られたりするのですが、これを遺伝子変異と呼びます。この遺伝子変異は誰もが持っているものであり、その先にある結果はそれが実際に発現するかしないかとういう2パターンのみ。従って変異が起こる可能性としては平等といえるのがDNAや遺伝子というものなのです。

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